皆さま、こんにちは!ディレ協京都支部事務局の米田です。
0からのWebディレクション講座@関西「設計編」「制作・開発編」に続き、今回は第三弾「運用編」。つまりゼロディレ関西が初めて1周します!
今回も満席必至なので、ぜひ早めのお申し込みをお願いいたします。(申込は本記事下の方からどうぞ!)
Webサイトにおける「運用」とは何を指すのか?
「運用」と聞いて、どんなイメージを持たれますか?
システムの保守運用の場合、“利用者属性が早々に変化しない=安定的に継続稼働させる”が目的となります。
ですが、Webサイトの保守運用の場合は“顧客や市場が常に変化、それに合わせて経営にも変化が生じる=状況に沿ったサイトとして継続的に成長させる”が目的となります。
現状を分析して、次なる一手を講じ、行動に落とし、結果サイトを成長させ、経営活動に寄与するサイトに成長させる。これがWebサイトの運用において必要とされることです。
”ディレクターはもっと自信を持ってプロジェクトに挑み、そして評価されるべきだと思うんだ。”
by Webディレクターズマニュアル主宰 中村健太
もしディレクターが顧客や市場の変化に合わせてサイトを成長させることができれば、そのサイトだけでなくビジネスの成長も促していると言えるのではないでしょうか。
そんな運用をすることができるディレクターであれば「ディレクターって何する人?」「ディレクションフィーって何でこんなに高いの?」なんてクライアントから突っ込まれることは、きっと激減していくことでしょう。
「サイトを作って終わり」ではなく、顧客を集めることができるサイトに成長させることができるディレクターが今、本当に求められているのです!
“技術”ではなく“根本的な考え方”を見直すための「運用編」
今回の「運用編」のセミナー&ワークショップは「Google Analyticsの使い方のお話かな?」と期待された方。期待を裏切ってごめんなさい!Google Analyticsのお話は一切ありません。管理画面すらも、一切出てきません。
Google Analyticsは、仮定の“裏取り”や目標までの道のりを”再確認”するために数字を追う道具です。その道具の使い方をなかなか覚えられないWeb担当者やディレクターは、そもそも目的より手段が先行しており、つまり覚える順番が間違っていると考えられます。
仮説や目標が定まっていないから、道具の使い方がいつまでも見えてこないだけなのです。ただの悪循環にしかなりません……
そこで、ゼロディレの「運用編」では
- そのサイトを運営するビジネスにとって何が成功なのか
- そのビジネス成長のために「どの数値が伸びれば」いいか
- その数値を伸ばす施策を打つために根拠になりそうなデータはなにか?
- 根拠データを取るためにやるべきことはなにか?
- またその数値を「なんとかするため」に「何からするべき」か
つまり、仮説や目標の考え方、関係者の間での合意形成の取り方、すぐにできる改善施策の提案についてをセミナーとワークショップで学ぶ場となっています。
Webディレクター以外の参加者も大歓迎!
「でも自分はWebディレクターでもWeb担当者でもないし……」なんて遠慮しているそこのあなた!前回の参加者アンケートを見てみると
- ディレクターを目指している!
- ディレクターがどんな思考、行動をするのか見てみたい!
そんな思いを持つWebデザイナーやプログラマーの方々が参加、さらには少数ながらも学生の方にもご参加いただいています。
自分は専門外、と考えがちな「ディレクション業務」という職能エリアを知ることで、いつもの仕事が円滑に進み、チームのコミュニケーションが活発になる……なんてことが期待できるのです。
学びと交流の場に遠慮はいりません!ディレクターはもちろん、ディレクター以外の方でも奮ってご参加ください。
皆様とお会いできることを、心より楽しみにしております!
開催概要
「0からのWebディレクション講座@関西 運用編」
講師:中村健太氏(日本ディレクション協会 会長 / Webディレクターズマニュアル主宰 / 株式会社ビットエー CMO)
日時:6月21日(土) 13:00〜19:00(開場:12:30~)
会場:D-SPOT-COM(ディースポットコム)
大阪市中央区南久宝寺町3-2-7 第一住建 南久宝寺町ビル9階(最寄駅:大阪市営地下鉄 本町駅12番出口)
参加費:3,000円(セミナー+ワークショップ+ミートアップ)
定員:35名(予定)
今後の「0からのWebディレクション講座@関西」の予定
ゼロディレは「プロジェクトに横断的に関わる人=ディレクター」のために3つのテーマに分けて展開してきました。「運用編」にてゼロディレ@関西は1サイクル実施したことになります。2サイクル目の「ゼロディレ@関西」も予定しております。
また、7月、8月もイベントを計画中。実施内容が決まり次第、日本ディレクション協会サイトおよびFacebookにて告知いたします!