中部支部のエグチです。
今回は中部支部で流行ってるボドゲネタをお届けします。
皆さんはプロジェクト管理ってしてますか?
ディレクションに関わってる方、特にディレクターならプロジェクト管理の大切さはご存知かと思います。
でも、プロジェクト管理がなぜ必要か、どんなものかってをチーム全体で理解深めるのって難しいですよねー。
私自身うまくいかないプロジェクトを何度も何度も経験してきて、
ようやくたどりついた解決手法がプロジェクト管理だったクチです。つらい・・・!
プロジェクトチーム内に経験値の異なるメンバーをアサインしたときに
どうやって理解を近づけてくかってのが悩みのタネだったわけですが、
そんなときに上司から紹介されたのが
プロジェクト管理をチームで楽しく学べるボードゲームと謳った
Backlogのボドゲ「プロジェクトテーマパーク」です。
新人研修やプロジェクトメンバーとの意識合わせにいいんじゃない!?
ということで、ディレ協 中部支部で名古屋初の体験イベントをやってみました。
体験イベントスタート
プロジェクト管理のベテランから悩みを持っている方まで集まってイベントスタート。
まずはファシリテーターからプロジェクトテーマパークの概要とルールを説明。
プロジェクトテーマパークとは
「プロジェクト テーマパーク」は、3名〜5名、30分程度でプレイする協力型ボードゲームです。
サイコロや「ヤル気カード」を用いて、ジェットコースターや観覧車などのアトラクションを1ターンずつ建築していき、期日までに全てのアトラクションを完成させれば完全クリアとなります。「役割カード」や「イベントカード」などによってゲームの進行が左右されるなか、チームワークを高め合いながらテーマパークのオープンを目指します。プロジェクト管理に必要とされる「スケジュール管理」「タスクの見積もり」「リスクマネジメント」「チームコミュニケーション」などの要素を組み込み、楽しく遊ぶことを通してプロジェクト管理とは何かが体験できるよう設計しました。
さらに、「Backlog」ユーザーであればお馴染みの「バーンダウンチャート」もゲームに登場。一度は見たことがあるゴリラのキャラクターや、Gitが得意なサル「ダイミョー」も大活躍します。ゲームに散りばめられた「Backlogらしさ」をぜひ探してみてくださいね。
チームメンバーと協力しながらテーマパークを建設していく過程では、メンバーの意外な一面を垣間見ることになったり、コミュニケーションの癖を発見したりするかもしれません。当然、ゲームをクリアしたときには、大きな達成感を共有できることでしょう。プロジェクト管理を学ぶボードゲーム「プロジェクト テーマパーク」で、プロジェクト管理スキルだけでなくチームワークも育み、日ごろの「はたらく」をもっと楽しくすることができるはずです。
出展元:株式会社ヌーラボ プレスリリース
2チームに分かれてスタート!
箱からボードやカードを取り出してセッティング!
「プロジェクト テーマパーク」はその名の通り、チームで協力してテーマパークを建築して完成というゴールを目指すボードゲームなので、期間内に建設する施設のカードを並べていきます。
ゲーム内では6か月かけてこの施設をチームで協力して建築するわけです。
エース?新人?みんなの役割を決定
セッティングが完了したら、役割カードを引いてチームメンバーの役割を決めていきます。
場面に合わせて能力を使い分けられる「エース」
協力プレイはできないけどやる気カードがなくてもプレイできる「マイペース」
能力は低いけどやる気にあふれた「新人」
他にも「トラブルメーカー」や「完璧主義」などなど、
リアリティあふれる役割のキャラがいろいろ登場します。
実際にはベテランの人が「新人」になったり、エースが「トラブルメーカー」になったりしてプレイできるのも面白さの一つですね!
迫ってくる納期と戦いながら、見積→建設作業
ついにプレイ!
毎月月初にどれだけ建設するか見積って、やる気を消費しながらテーマパークを建設していきます。
やる気がなくなると強制的に休暇を取らないといけなくなるので、休みをどこでとるかも含めて、計画を立てながらチームごとに建設を進めていきます。
サイコロを振って出た目によって建設成功or建設失敗が決まるので、運がよくても悪くてもいい大人たちが「ワーキャー」盛り上がります。
予定どおり建設成功すれば、お客様の信頼を獲得。
信頼を獲得していれば、信頼ポイントを消費してリスケすることもできるんです。
(リアルすぎる!)
そして、毎月の進捗はバーンダウンチャートで管理していきます。
期間内に目標数の施設を建設できれば「クリア」、
すべて施設を建設できれば「完全クリア」となります。
この日は2チームでそれぞれ2ゲームずつ行いましたが、「クリア」できたのは1回だけでした。
そこそこ難しいのでクリアしたときの達成感もなかなかのものです。
最後に振り返り
最後に一緒にプレイしたチームのみんなで学びや気づきを共有してイベント終了です。
私の主観がだいぶ入ってますが、ゲームを通じてこの辺りを学ぶことができます。
- 限られた回数の中で建設を終えないといけないので事前計画が重要
- 運に左右される要素も含まれているので、進捗管理して状況に合わせて計画や体制の見直しが必要
- チームメンバーを相互理解して進めれば、一見チームにとってマイナスでしかない個性や能力もプラスになる
- 途中で1回くらい失敗しても最後に予定どおり要件を満たすことが出来ればOK(しかもゲームだからチャレンジし放題)
- ルールや内容を事前に理解し、ノウハウを持っているチームほど有利(実際のプロジェクトでもどんだけ段取りできるかが大事ですよね)
参加いただいた方から様々な気づきもでましたが、共通して皆さん口にしていたのは「面白かった」「楽しかった」でした。
難しそうなイメージのあるプロジェクト管理を楽しみながら学ぶことができるので、
新人研修やプロジェクトメンバーとの意識合わせなど、いろいろな用途で活用できるのではないでしょうか。
気になった方は一緒にプレイしましょう!